マッチングアプリは婚活のツールとして一般的となってきましたが、実際のところ本当に結婚できるのか疑問に思っている人もいるでしょう。
私は29歳の時に4年交際した彼氏に振られ、その日からマッチングアプリ婚活を開始しました。
そして婚活開始から7か月で今の夫と出会い、その7か月後に入籍しました。
マッチングアプリでもすぐに結婚することは可能なのです。
そこで今回は私がマッチングアプリですぐに結婚できた秘訣についてご紹介します。
秘訣1:マッチングアプリの選定から婚活は始まっている
婚活に適したマッチングアプリ
まず最初に婚活においてマッチングアプリの選定はとても重要です。
婚活が目的なのに遊び目的のユーザーが多いアプリを選んでいてはいつまで経っても良い相手に巡り合えません。
そのため、婚活目的で利用するユーザーが多いアプリを選定する必要があります。
まず、婚活に特化したアプリは主に以下のようなものがあります。
これらのアプリは婚活への真剣度が高く、比較的早く結婚したい方におすすめです。
また、ゼクシィ縁結び以外は利用年齢ボリュームゾーンが30歳以上とやや年齢層が高いことが特徴です。
そして、マッチングアプリは基本的に女性は無料で利用できることが多いですが、marrish以外のアプリは女性も有料となっています。
次に婚活と恋活の両方を目的とした主なマッチングアプリもご紹介します。
こちらは婚活アプリよりも結婚への意識がやや低いイメージですが、結婚を考えられる恋人探しや真剣に婚活目的で利用するユーザーもいます。
どのマッチングアプリを利用すればいいの?
これだけたくさんあるとどのマッチングアプリを利用すればいいのか悩みますよね。
結局どのマッチングアプリを利用するのがベストなの?
それは・・・
個々の「年齢」「いつまでに結婚したいか」「払える料金」によって異なります
まずは年齢についてですが、「自分の年齢」と「出会いたい相手の年齢」で考えると良いでしょう。
例えば、自分の年齢が30歳で5歳程度年上の人と出会いたい場合は、年齢ボリュームゾーンが30歳台のアプリを選べばいいですよね。
逆に自分の年齢が30歳で年下の人と出会いたい場合は、年齢ボリュームゾーンが20歳台のアプリがおすすめです。
もちろん各アプリには年齢ボリュームゾーン以外の年代の会員もいますが、年下の人と出会いたいのに年齢層が高い人が多いアプリを選ぶと効率が悪くなってしまいます。
しかし、年齢層だけではなく、会員数もしっかり確認しておかなければなりません。
いくら自分が希望する年齢層の割合が多くても、会員母数が少なければ会員数が多いアプリより希望する年齢層のユーザー数が少なくなることだってあります。
そのため、会員数と年齢層は同時にチェックしましょう。
次に「いつまでに結婚したいか」ですが、婚活においてこれが一番重要です。
1年以内など比較的早く結婚したいなら婚活アプリや真剣度の高いpairs・Omiai、交際期間を経て2~3年で結婚したいと考えているのであればその他のマッチングアプリがおすすめです。
また、多くのアプリはプロフィールで「結婚に対する意思(どれくらいで結婚したいか)」を選択できるのですが、Omiaiにはないので注意が必要です。
最後に「払える料金」についてですが、女性の場合は多くのアプリで無料会員のまま問題なく活動できるので、まずは無料アプリを使用してみるのが良いでしょう。
婚活アプリであればmarrishが唯一無料なのでおすすめです。
活動期間が延び使用している無料アプリに限界を感じたら、有料アプリの使用を検討してみるのが良いかもしれません。
ちなみに私は婚活を始めていきなりゼクシィ縁結びに登録し有料会員で活動してしまいましたが、無料のマッチングアプリと比較してもらえるいいねも少なく効率が悪いと感じ1ヶ月で退会しました
マッチングアプリはいくつか利用した方がいいの?
最後に利用するマッチングアプリの数についてですが、断然1つより2つの方がおすすめです。
女性の場合は無料で活動できるのでいくつもアプリを掛け持ちする人はいますが、男性は基本有料なので1~2つのアプリに絞って活動する人が大半です。
そのため、2つのアプリを併用することによってより多くの男性と出会える確率を上げることができます。
「それじゃあ2つよりもっとたくさんのアプリを同時に利用した方がいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、出会える男性の数が増えるとメッセージ対応やデートのスケジューリングがそれだけ大変になってしまいます。
ただし、会員数の少ないアプリであれば3つ目のアプリとして利用してみるのもありだと思います。
例えば会員数が多いマッチングアプリ2つ+会員数の少ない婚活アプリの組み合わせはおすすめです。
秘訣2:プロフィールの作り方で効率を上げられる
プロフィール写真は顔がはっきり認識できるものにする
プロフィール写真において重要なのは①顔がはっきりわかる、②体型がわかる この2つの写真を掲載することです。
特に顔がはっきりわかるアップ写真を掲載することが一番重要です。
プロフィール写真の顔が小さくどんな顔か曖昧なまま会ってしまうと、タイプの顔だったら良いですが想像より悪い印象だったら次のデートには繋がりにくくなってしまいます。
もちろん人は見た目だけではないと思いますが、多くの人にはストライクゾーンがあるので事前にはっきりと見た目を認識してもらうのは大切です。
そうするといいねやマッチング確率が減ってしまうのでは?と思うかもしれませんが、それでいいのです。
最初から自分の見た目に合格点を出してくれた人と会った方が効率が良くなります。
誰しも知らない人と時間を作って会うのは労力がいるものです。
出会う数は減るかもしれませんが、実際に会った後の成功率が上がる方が結果として結婚への近道にもなります。
かく言う私も、初めは「知り合いに見つかったら嫌だな」という思いから顔が曖昧なプロフィール写真を掲載していました。
その時いいねはたくさんもらえていましたが、実際に会った後は次のデートに誘ってもらえないことが多かったです。
意を決してプロフィールの顔写真をアップにしたところ、いいねの数は減りましたが実際に会った後は必ず次のデートに誘ってもらえるようになりました。
プロフィール・自己紹介文の内容は正直に・結婚に対する希望まで書く
これは当たり前のことかもしれませんが、身長・体型などの選択肢は包み隠さず正直にすべて埋めましょう。
自己紹介文に関しては通常の自己紹介に加えて「アプリでの活動目的」や「どんな人と出会ってどんな未来が理想なのか」まで記載してあると良いでしょう。
プロフィールに「結婚相手を探してる」とか「出会って1年以内に結婚したい」と記載すると重い人だと思われるかもと心配になるかもしれません。
しかしこれもプロフィール写真と同じで、最初から自分のプロフィール内容に賛同してくれる人とマッチングした方が効率が良いのです。
例えば「1年以内に結婚したい」と考えている人がそのことをプロフィールに記載せずに「2~3年じっくり交際してから結婚したい」と考えている人と出会ったとしましょう。
そうすると数回デートを重ねた後もしくは交際を開始した後に、お互いの考えのずれに気づくことになります。
この時どちらかが相手に合わせられれば良いですが、お互いにどうしても譲れないことだとしたら別れを選択するしかないですよね。
これが事前に自分の希望(特にどうしても譲れないこと)をプロフィールに記載しておけば、それを許容できる人と出会うことができ、後ですれ違いが生じることもなくなるのです。
もちろん譲れない希望がたくさんあったり、前面に出しすぎるのも印象が良くないので、「すぐにでも結婚して子供が欲しいです」とかではなく「子供を希望しているので年齢を考えると半年以内に結婚できる方だと嬉しいです」程度に記載すると良いでしょう。
私は婚活をしていた時、出会って半年~1年以内に結婚したいと考えていたため、pairs利用時は「結婚に対する意思」の選択肢を「すぐにでもしたい」にしていました。
そんな中「結婚に対する意思」の選択肢が「2~3年のうちに」の男性からいいねを頂きマッチング後に電話をする機会がありました。
その時相手の男性が「○○さんはすぐにでも結婚したいを選択してるけど、僕は1年ぐらい交際して結婚できればいいなと思ってるんだけどどうかな?」と提案してくれたんです。
正直にプロフィールを記載していたことで、早い段階で結婚に対する意思のすり合わせができ良かったと感じました。
秘訣3:マッチング後のメッセージは短時間での見極めが大事
メッセージの内容が少ない・続かない場合の対処法
マッチング後からメッセージのやり取りが始まりますが、中には「1~2文でこちらの質問に返すだけ」「質問文を入れてくれない」人がいたりしますよね。
その理由としては、
- 「とりあえず」いいねを押したのであまり自分に興味がない
- たくさんの人とやり取りをしているため手が回らない
- メッセージのやり取りが苦手、コミュニケーション能力が低い
ということが考えられます。
この場合だらだらやり取りを続けてもこちらの時間・労力の無駄なので、一度質問文を入れるのをやめて反応をみたり、「〇回メッセージを送っても改善されない場合メッセージは返さない」とルールを決めると良いでしょう。
ちなみに私は3回質問文のあるメッセージを送り、4回目で質問文のないメッセージを送っても改善されない場合は返信をやめていました。
そうすると大半はそれ以上の反応がなくなるのですが、中には急に質問文を入れてきたりメッセージを続けようとしてくる人もいました。
そういった人はメッセージのやり取りが苦手もしくはコミュニケーション能力が低いことが予測されるので、早めに電話やオンラインデートを行い確認してみることをおすすめします。
私が婚活中に出会った男性の中には、メッセージが拙いのにビデオ通話をしてみると普通にお話しできたという人もいたので是非試してみてください。
メッセージのやり取りは5~8日程度で初回に会う日程を決める
多くの場合マッチング後はメッセージを通して相手のことを知っていくことになると思いますが、その期間も重要なポイントです。
短すぎると危険人物や相性を見極めることができませんし、長すぎても時間のロスに繋がってしまいます。
そのため、実際に私はメッセージのやり取りは5日~長くても8日とし、それまでの間に初回に会う日程を決めていました。
あくまで初回に会う日を決めるまでの期間なので、スケジュールが合わず1週間後に会うことになったとしても問題ありません。
会う日や場所が決まってもこれまで通りメッセージは続け相手のことを知る努力をしましょう。
メッセージを続けることで当日の話題作りにもなりますし、単純接触効果が狙えると思います。
単純接触効果とは
同じ人と繰り返し会うと興味がなかった相手でも自然と相手に好意を持つようになるという心理効果
秘訣4:直接会うようになったら会話を大切にする
初回は短時間での飲食を目的にする
初めて会う時は余程コミュニケーションに自信がある人じゃないと長時間の会話は続きにくいですよね。
そんな時おすすめなのは初めて会う場所はレストランかカフェにし飲食を目的にすることです。
一番の目的は相手と会話することですが、「パスタを食べる」「パンケーキを食べる」といった目的もあると緊張が解れやすいですし、話題に困っても食べ物の話で場をもたせやすいです。
本当は食事が時間的にもベストですが、カフェの場合はなるべく飲み物だけというよりはスイーツも注文するといいと思います。
沈黙の際、気まずくてひたすら紅茶をチビチビと飲みながらやり過ごした経験はないですか?私はあります(笑)
そうならないためにも、会う場所を決める段階でお互いに「食べたい物」を出し合い相談しながらお店を決めると、相手の好みも知れますし当日の話題にも使えます。
時間に関しては無理に引き延ばして長時間一緒に過ごそうとしなくて良いと思います。
初回は1~2時間程度で切り上げて物足りないぐらいにしておいた方が次回の楽しみも生まれます。
また、メッセージの秘訣の中でも説明しましたが、人は単純接触効果という心理効果があるので長時間会うより短い時間でも頻繁に会った方が好意が生まれやすいのです。
そういった意味でも食事を目的にすると1~2時間で終わり、解散のタイミングも図りやすいので都合が良いのです。
2回目以降もきちんと会話ができる場所で会う
初対面が終わり2回目のデートに繋がった場合でもきちんと会話ができる場所で会うようにしましょう。
共通の趣味であるなら良いですが、漠然と映画やカラオケだけというのはもったいないです。
もし映画を観るにしても映画の前や後に食事やお茶の時間を取り会話ができるようにしてください。
将来に関する大切なこと・懸念事項は早い段階で確認しておく
きちんと会話することが大切だと説明しましたが、どのような話をすればいいのかわからないという人もいますよね。
お互いのことを知るための話題であれば基本的には何でもいいと思いますが、話題に困ってとりあえず天気の話をしたり、見かけた商品の話が続いてしまうのはもったいないと思います。
もちろん相手の価値観や人柄を知る上では、水族館の魚を見て可愛いと笑い合ったりして楽しい時間を共有することも大事です。
しかし、「それだけ」ではいけないのです。
この記事を読んでくださっている人は、少なからず「早く結婚したい」という想いがあると思います。
「早く結婚したい」という目標を達成するには、将来のことなど大切なことを早い段階で話しておく必要があると思います。
そのため、1回会うごとに結婚や子供など将来に関わる真面目な話を必ず1つは入れるようにするといいでしょう。
もし可能なら1~3回目のデートの間に将来に関する大切なことや懸念事項を確認できるといいですね。
結婚観に関することはデリケートですが重要なことです。確認を先延ばしにすると後々後悔する場合があるため早い段階で聞いておきましょう。
秘訣5:うまくいかなくても焦らない
初対面の時「いい人なんだけどなんだかイマイチだなあ」と感じることってありますよね。
「この人とは合わない」とはっきり感じればわかりやすいですが、可もなく不可もない相手だった場合はその先どうしたらいいか悩みます。
せっかく出会えたからと好きになれないままデートを重ねてしまう人もいるでしょう。
これは人によって多少異なると思いますが、多くの場合第一印象が変わることは少ないのではないでしょうか。
私は婚活中「いい人だけど、ときめかない」人と交際まで発展しましたが、その後も好きになることができず結果としてお別れすることになりました。
この経験から私は「初回・2回目で男性としての魅力を感じなければ会うのをやめる」というルールを作りその後は効率よく婚活を進めることができました。
婚活が長引くと焦りや不安から「もうこの人でいいよね」と自分に嘘をついて判断を誤ってしまうことがあります。
これは相手にも失礼なことですし、さらに婚活を長引かせることにも繋がるため自分の気持ちには正直に行動することが大事です。
まとめ
私も初めから効率よく婚活を進められていたわけではなく、失敗を繰り返す中で試行錯誤しながらこの5つの秘訣にたどり着きました。
婚活中は精神的にもとても辛かったですが、今はアプリ婚活で出会った夫と幸せに暮らしています。
少しでもこの記事が婚活をしている方々の役に立てたら嬉しいです。