私は29歳の時に4年付き合った彼氏に振られ、マッチングアプリでの婚活を始めました。
5ヶ月間活動するも結婚に繋がる出会いはなく・・・。
心機一転しマリッシュを始めたところ、1ヶ月で夫と出会い、その7ヶ月後には結婚することができたため、その時の状況を体験談としてご紹介したいと思います。
マリッシュを登録するまでの経過
私は4年お付き合いした彼氏に振られたその日に、マッチングアプリでの婚活を開始しました。
利用していたのはomiai、ゼクシィ縁結びです。
この時の婚活状況については以下の記事にまとめてあるので是非見てみてください。
色々な男性とデートを重ね、婚活開始5ヶ月でomiaiで知り合った男性とお付き合いすることになりました。
しかし、婚活疲れや焦りもあり「この人でいいや」と好きになれないままお付き合いしたので、毎日彼を好きになる方法を考えていました。
結局、その彼がomiaiを退会していなかったことをきっかけに、1ヶ月という短い期間でお別れすることになりました。
この時、裏切られた悲しみはありましたが、どこかホッとしたのを覚えています。
どうしても彼から男性としての魅力を感じることができず、交際期間中はとても苦しかったのです。
お別れした後は今後のことについて考えました。
「無理矢理お付き合いや結婚するのは幸せになれないし、相手にも失礼なのでやめよう」
「これからは焦らず好きになれる人と出会えたらお付き合いしよう」
と決心し婚活を再開することにしました。
マリッシュ登録
まずはマッチングアプリを再度検討することから始めました。
omiaiは出会った人に裏切られたため、あまり利用したくありませんでした。
そのため、メジャーなマッチングアプリとしてpairsを選択しました。
また、しばらくお付き合いしてから結婚を考えるというよりも、結婚前提の方と出会いたいという気持ちが強かったため、婚活アプリも併せて利用することにしました。
以前はomiaiと同時にゼクシィ縁結びを婚活アプリとして利用していましたが、男性と同じように女性も有料な上、アクティブユーザーが少なく、デートの日程調整の段階で連絡が取れなくなった人もいたため、あまり良い印象がありませんでした。
そこで今回は、女性は無料で利用でき、マイナーな婚活アプリの中でも比較的利用者数が多いマリッシュ(marrish)に登録することにしました。
マリッシュの印象
マリッシュを登録してみて、まず感じたのはプロフィールが結婚に関する質問が多いということです。
例えば、「結婚したい時期」や「結婚前提の恋人を探しているのか、結婚相手を探しているのか」など細かい活動目的がプロフィールで確認することができます。
できるだけ早く結婚したいと思っていた私にとって、相手の結婚に対する真剣度を知ることができるのは、とてもやりやすいと感じました。
ちなみに、なぜ私が結婚に対する真剣度を重視しているのかと言うと、4年お付き合いした彼氏に付き合い始めは「4年くらい付き合ったら結婚したいな」と言われて4年後に振られたので、「付き合ったからと言って結婚できるとは限らない」と若干人間不信に陥っていたからです。
また、子供が欲しかったので交際期間が長くなってしまうと年齢的にも妊娠・出産がどんどんきつくなってくると考え、なるべく早く結婚がしたかったのです。
こう言った理由もあり、マリッシュは私に「向いている」婚活アプリだと思いました。
ただ、メジャーなマッチングアプリと比較し、ユーザーが少なく感じたのは確かです。
検索にかかる人数やいいねを頂ける数も多くはありません。
しかし、結婚に前向きで真剣に活動している方がほとんどだったので、「量より質」というイメージです。
また、マリッシュの特徴は再婚を応援しているということだったので、バツイチ・子持ち以外の私でも出会えるのか心配していましたが、思ったよりいいねを頂けたので安心しました。
いいねをくださった方は35歳前後~50代と、他のアプリと比較して年齢層はやや高めでしたが、私の許容範囲は10歳年上までだったのでさほど問題ありませんでした。
マリッシュ1人目
マリッシュで初めてマッチングしたのは登録初日にいいねをくださった、同市内に住む35歳の教師の方です(以下、教師さん)。
映画や漫画が趣味とのことで、共通の話題がありメッセージも盛り上がりました。
1週間ほどメッセージを重ね、教師さんから実際に会うことを打診されました。
この時はちょうどコロナ禍で、医療従事者である私にとって、感染リスクを考慮したお店選びはとても重要でした。
半個室のお店でのランチが良い旨を伝えると、快諾し一緒にお店を探してくださいました。
私が半個室の居酒屋を提案すると、率先して予約をしてくださいました。
当日の待ち合わせはお店近くの銀行前です。
10分前に到着し待っていると、1人の男性から声を掛けられます。
アプリの写真よりぽっちゃりしてやや老けて見えたので、若干残念でしたが優しそうな方です。
一度お店の下見をしてくださったようで、お店まで案内してくれました。
お店に到着すると、私たち以外にお客さんはおらず貸し切り状態でした。
注文を済ませるとさっそくお話を開始しました。
教師さんは学校の先生なだけにトーク力があり、お話を広げるのが上手です。
また、同じ市内に長年住んでいることから、地元の話題で盛り上がります。
最後まで話は途切れませんでしたが、容姿がタイプでなかったことから、男性としての魅力を感じることができず・・・。
解散後、教師さんからメッセージを頂き、お礼と次回の打診をされましたが、お断りさせてもらいました。
「また好きになれなかった」「駄目だった」と若干落ち込みましたが、まだ1人目なので気を取り直して新たな出会いに期待することにしたのでした。
マリッシュ2人目
初対面
教師さんとお会いした数日後、新たな男性からいいねを頂きました。
37歳の研究職をされている男性です(以下、研究さん)。
プロフィールを確認するとすべてが私好みで、今までなぜ検索にヒットしなかったのだろうと疑問に思うくらい好条件の方でした。
メッセージはお堅い感じがしましたが、2週間ほど毎日やり取りを続けたところで、お茶のお誘いをして頂きました。
お店のチョイスは例のごとく私に任せてもらい予約まで済ませました。
待ち合わせはお店近くの駅の改札前です。
当日、待ち合わせ場所にはすでにそれらしい男性がおり声を掛けました。
プロフィール写真よりずっと若々しくて清潔感があり好印象です。
また、少し知り合いに似ていて親近感を感じました。
研究さんはアプリで出会った人と会うのは初めてとのことで、少し緊張している様子です。
お店に入るとお互いに甘い物好きであるためパンケーキを注文しました。
研究さんはメッセージの段階ではお堅い感じで、プロフィール写真が無精髭姿だったため、勝手に「職場の上司みたいな人」というイメージを持っていましたが、お話ししてみると全く違いました。
物腰は柔らかく、時折見せる笑顔が可愛らしい人でした。
話題がつきかけたところで、この日は1時間半ほどで私の方から解散を提案しました。
それは、話題がなくなり微妙な雰囲気で終わらせたくなかったことと、また次回会うときの楽しみにしたかったからです。
解散後、マリッシュのメッセージで、私の方から次回の打診をすると快諾してもらえました。
研究さんにもまた会いたいと思ってもらえたことが、とても嬉しかったのを今でも覚えています。
この日の時点で「この人とうまくいけば嬉しい」と思いましたが、うまくいかない経験を何度もしているので、あまり期待しすぎないように気持ちを抑えるようにしました。
2回目以降のデート
2回目のデートは初回のデートから2週間後で、おしゃれなカフェでのランチでした。
初回の時と比べるとお互いにリラックスしてお話することができました。
実家に帰省したようで、お土産のお菓子を頂きました。
ちょっとした気遣いがとても嬉しかったです。
この日も2時間程で解散することになりましたが、次回の約束をして帰りました。
次も会えることに嬉しさがこみ上げる反面、ひとつ気になることがありました。
それは、まだLINE交換をしていないということです。
今まで出会った男性は、私に良い印象を持ってくれていたら、初回デートの終わりにLINEを聞いてくれていました。
研究さんの気持ちがわからない上、自分からLINEを聞いたことがなかったため少し悩みました。
しかし、「この人とうまくいきたい!」という気持ちが強かったため、
「3回目の約束もしたから、少なくとも良い印象は持ってくれているはず!」
と勇気を出してマリッシュのメッセージでLINE交換を提案してみました。
すると、研究さんは快くLINE交換をしてくれ、すごくほっとしました。
この日から毎日LINEでその日の報告など、他愛もないメッセージのやり取りを続けました。
3回目のデートはランチの後、LINEで話題に上がったお店を回りました。
この後から敬語を外すようになり、ぐっと距離が縮まった感じがしました。
4回目のデートは、お互い中学・高校時代にスポーツ部だったことから、スポッチャに行くことになりました。
軽くランチをして、バスでスポッチャに向かいます。
アーチェリーやバスケ、バトミントンなど、様々なスポーツを通してお互いに自然体な姿を見せることができました。
大人になってから誰かと汗をかいて遊ぶことがほとんどなかったため、とても楽しい思い出にもなりました。
この日の帰りに、来週会うことも約束しました。
5回目のデートは、ランチの後に科学館でプラネタリウムを観ることになりました。
科学館内で様々な展示品を見て回った後、時間になったためプラネタリウム上映室に向かいます。
2月だったので、この日のテーマは冬の星座。
エンディングでAIさんのアルデバランが流れ、なぜだか胸がぎゅっと締め付けられました。
この時はっきりと「この先の未来もこの人といたい」と感じたのです。
6回目のデートは、ランチ後に映画を観に行きました。
映画はミュージカル好きの私が観たかった「ウエストサイドストーリー」。
ストーリーはいまいちでしたが、歌とダンスは圧巻でした。
2回目のデート以降は毎週会っており、毎回楽しく過ごすことができましたが、徐々に不安も大きくなっていきました。
なぜなら、ここまでデートを重ねましたが、はっきりお付き合いすることにはなっていなかったのです。
「今の関係性って何だろう」という思いがどんどん強くなっていきましたが、それを確認するのはとても勇気がいることでした。
「せっかくいい人と出会えたのに今の関係性が壊れたらどうしよう」という恐怖心が強かったのです。
「私以外の人とやりとりしていたらどうしよう」とマリッシュにログインしていないことを確認したりもしました(研究さんはずっとログインしていないようで安堵しました)。
そんな悩みを抱えながらではありますが、7回目のデートは少し遠出してドライブと水族館に行きました。
すっかり長時間のデートも話題に困ることなく、思い切り楽しむことができるようになりました。
今回のデート中にも、今後のことについてのお話をすることができませんでした。
しかし、次の日のLINEで唐突に「婚約指輪の希望」について質問があったのです。
「参考までに」ということでしたが、私との結婚を考えてくれているということがわかり、舞い上がるような気持ちでした。
8回目のデートは成田山へ少し遅めの初詣に行きました。
帰り際には、私の誕生日が近いと言うこともあり、私が好きな動物のぬいぐるみをプレゼントしてくれました。
この日も今後のことについて話はありませんでしたが、以前のような不安はありません。
しかし、そろそろ関係性をはっきりさせたいと思ったため、その日の夜に今後のことについて話したいとLINEで伝えました。
研究さんもそう思っていたのか、次回会うときに今後のことについて話そうと言ってくれました。
プロポーズ
9回目のデートは、花を主体にした美術館に行くことになりました。
美術館にはレストランも併設してあり、誕生日のお祝いということでランチをご馳走になりました。
その後はキッチンカーのドリンクを飲み、近くの海岸をぶらぶら散策しました。
3月でしたが海岸で遊んでいる人が多く、落ち着いて話せる雰囲気ではなかったため、近くのファミレスに移動し今後のことについて話すことになりました。
ファミレスに到着しドリンクを飲みながら一息つくと、再び婚約指輪の希望について聞かれました。
私は婚約指輪にお金をかけるなら、新生活や新婚旅行にお金を掛けたいタイプだったため、強いて欲しいという希望はない旨を伝えました。
すると・・・
「じゃあ、結婚してください」
まさかのいきなりプロポーズでした。
しかもファミレスで(笑)
でも、嬉しかったのですぐに「よろしくお願いします」と返答しました。
その後は両家への挨拶や結婚指輪、物件探しなど、今後必要なことについて話し合いました。
彼なりに婚約指輪を検索していたようで、候補だった指輪をスマホで見せてくれました。
ある程度話がまとまり、この日は解散することになりました。
ファミレスから出ると、彼の方から手を差し出してくれ、出会ってから初めて手を繋ぎました。
その日の夜、退会するためにマリッシュのアプリを開きました。
すると、すでにもう研究さんは退会してくれていました。
婚活を開始して10ヶ月弱、研究さんと出会って2ヶ月ちょっとで、私の婚活は幕を閉じたのでした。
さいごに
マリッシュ退会後は、両親への報告や結婚の挨拶、結婚指輪の購入、物件探しなどトントン拍子に進みました。
そして、プロポーズから4ヶ月後、無事に入籍することができました。
夫と出会えたのでマリッシュを選んで本当に良かったと思いました。
マリッシュに向いている・向いていないかは人によって違うと思いますが、私には向いている婚活アプリだったと思います。
もし、
- 早く結婚したい
- 結婚に前向きな人と出会いたい
と思っている人であれば、マリッシュはおすすめなので是非登録してみてください。
また、マリッシュの特徴やどのような人に向いているかは、以下の記事にまとめてあるので参考にしてみてください。
以上、私のマリッシュ婚活体験談でした。
皆さんにも素敵な出会いがあることを祈っています。