順調に交際していたと思っていた彼氏に「結婚願望がない」と言われた時の衝撃って、この世の終わりかと思うくらい絶望的ですよね。
かく言う私も29歳の時に彼氏から言われて愕然としました。
しかも4年も交際して結婚を考えていた彼氏にです。
「30歳手前の女が結婚を意識した彼氏に振られる」なんて漫画やドラマではよく見かける展開が、まさか自分に降りかかるとは思ってもいませんでした。
そんな私も振られて3か月ぐらいで絶望感からは立ち直り、1年後にはもっと良い男性と結婚して幸せを手に入れました。
そこで今回はそんな地獄からどうやって立ち直ったのか、私の体験談をもとにご紹介していきます。
1.すぐに次の相手を探す
もし元彼に未練がなく、結婚願望がある場合は一番おすすめの方法です。
実際に私は振られた後、元彼の家から帰る電車の中でマッチングアプリに登録しました。
私の場合26歳の時に付き合ってその頃は「4年ぐらい付き合ったら結婚したいな」と言われて、29歳で「結婚する気がない」ですよ?
もう未練とかなく恨み・憎しみしか感じませんでした(笑)
逆にその恨み・憎しみが「この人よりいい人を見つけて1年以内に結婚してやる」という原動力になりました。
特にマッチングアプリは登録した時点でいいねがたくさん来てメッセージのやり取りに追われるので、傷ついた心を紛らわせるためにもすごく良かったです。
2.復縁を考える
もし元彼に未練があり「彼と一緒にいられれば結婚しなくても良い」という考えであれば、一度復縁を考えても良いかもしれません。
ただそのためには「自分との交際は続けたいのか」「なぜ結婚したくないのか」をはっきりさせる必要があります。
もし彼の気持ちが自分に向いていない場合は復縁は難しいでしょう。
一方「結婚はしたくないけど好きだから交際を続けたい気持ちがある」場合は復縁の可能性はあります。
しかし、結婚願望のある人が我慢して結婚願望のない人と交際を続ける場合、いくら好意があってもいつか歪が生まれます。
よっぽど「結婚したくない」理由に納得できない限り、将来に関する価値観の違いは重大な問題です。
私は元彼に「結婚する気がない」と言われた時、「別れるか同棲するか」の2択を迫られました。
私には元彼の考えは理解できませんが「結婚する気はないけど交際は続けたい」という思いがあったようです。
私は「自分の家庭を築きたい」という将来のビジョンがあったので、元彼より自分と同じ未来を描ける人を探すことを選びました。
これは人によって考え方が違うので、自分が幸せになる未来を描ける方を選択すると良いと思います。
間違っても「その場限り」の幸せで選ばないことが重要です。
3.自分の仕事や好きなものに打ち込む
もし「しばらく恋愛や結婚はいい」と考えているのであれば、ひたすら仕事や好きなものに打ち込みましょう。
そうでもしないとメンタルが崩壊すると思います。
私は振られた次の日が仕事だったのですが、正直仕事になるか心配でした。
しかし、仕事中は意外と集中できて振られたことを思い出している暇はなかったです。
自分の中でストレスを解消する方法があれば積極的に取り入れ、まずは自分の心のケアをしてあげましょう。
4.積極的に人と話をする
ショックな出来事があった時は、ひとりでいると大抵ネガティブな思考に陥りやすいですよね。
そのため、家族や友人、職場仲間、誰でもいいので積極的に他愛もない話をしましょう。
人との交流は自然と心が軽くなります。
そして、できれば信頼している人には失恋について話して辛いことを共有してみてください。
女子会なんかが最適だと思います。
励ましてくれたり、自分の代わりに怒ってくれる友人の姿を見るとずっと心が軽くなるはずです。
私の場合は失恋したのがコロナ禍真っただ中で、医療従事者でもあったので気軽に友人と会える状況ではありませんでした。
母親には報告しましたが、元々恋愛トークをする間柄ではなかったため心の救いにはならず、むしろ小言を言われて辛かったです。
今考えると私も友人に失恋について共有できていたら、もっと早い段階で立ち直ることができたと思います。
5.防衛機制について知る
一番危険なのは「振られたのは自分のせいだ」と自分を責め続けてしまい、体調を崩したり生きる気力が湧かなかったりして心身症状が出てしまうことです。
そうならないためにも早めに対処することが大切です。
突然ですが心理学における防衛機制についてはご存じでしょうか。
ざっくり言うと、
防衛機制とは
受け入れがたい状況に直面した時に、その不安を軽減しようと無意識に働く心理的メカニズム
つまり、人は何かショックな出来事があると、自分を守るため無意識にストレスを軽減させようとする反応をとるということです。
防衛機制にはたくさん種類があるのですが、一番わかりやすい例は「逃避」だと思います。
これは多くの人が経験したことがあると思いますが、学校のテストが迫っている時に限って部屋の片づけを始めてしまうといった反応です。
ただこれはレベルの低い反応とされていて、社会的にはあまりよくない行動ですよね。
今回ここで紹介させてもらう防衛機制はレベルが高く社会の適応へ直接繋がる反応です。
それは、「昇華」と「補償」です。
例としては以下のようなものが挙げられます。
- 失恋をして相手に認めてもらえない欲求不満を仕事に打ち込むことで解消する
- 人間関係がうまくいかないことによる強い怒りをスポーツに打ち込むことで解消する
例としては以下のようなものが挙げられます。
- 勉強ができないからスポーツを頑張る
- 容姿には自信がないが身体を鍛えて引き締まったボディを手に入れる
私も初めは「結婚したいと思われない女なんだ」「今後誰からも選ばれないかもしれない」と自分を責めてしまい、しばらく思い悩んでいました。
しかし、大学時代に心理学でこの防衛機制について学んでいたので、意識的に仕事や趣味に打ち込むことをして失恋のショックから立ち直ることができたのです。
このことを知らずにあのまま何も悪くない自分を責め続けていたら、精神的に病んでしまっていたかもしれません。
この2つの防衛機制を理解し意識的に行動することで、自分を守りながら徐々に失恋のショックから立ち直っていけるのではないしょうか。
まとめ
以上、私の実体験をもとに考えた「彼氏に結婚願望がないと言われて振られた時の立ち直り方5選」でした。
結婚を意識していた彼氏ならなおさら、振られた時はすごく辛いですよね。
自分のすべてを否定されたような気持ちになって自分を責めてしまいがちですが、あなたは悪くありません。
どうか前を向いて自分のために立ち直る第一歩を踏み出してみてください。
この記事が少しでも同じ境遇の方の役に立てたら嬉しいです。